鍼灸治療

Acupuncture and Moxibustion

美容鍼

鍼 Acupuncture

お灸

お灸 Moxibustion

坐骨神経痛・ギックリ腰・脊柱管狭窄症​などに鍼灸治療は効果があります

体の状態が冷えているのか、硬く緊張しているのか、逆に軟弱になっているのか、一部の組織が炎症反応を起こしているのか、患者さんの主な訴えと関連する部分はあるのかなど把握したうえでその日の体の状態に合わせたツボに鍼灸治療を行います。

鍼は髪の毛と同じくらいの太さ0.14mmほど、痛くない、安全で安心して治療をおこなえるような工夫をしています。

お灸は、火が直接肌に触れないものを使用していますので、火傷やお灸の痕が残る心配を極力減らします。
お灸にはリラックス効果だけでなく、鎮痛効果、血行の促進や抵抗力を高めて体を強くしてくれるといった様々な作用があります。また、鍼治療の後にお灸をすることで、治療効果が持続する作用もあります。

美しく健康になるために

美容鍼
当院では、「美しく健康になるために」を治療のモットーとしています。お肌のトラブルは自身の健康状態を映す鏡であり、お肌トラブルを招く要因として紫外線などの外的要因、食事、睡眠、お通じ、などの生活習慣、加齢、内臓の不調、自律神経の不調、首コリ、肩こりなど内的要因もあります。当院ではお肌トラブルを招いている根本原因から治療するため、お顔の鍼だけでなく、全身の健康状態を把握したうえで、全身治療を併せて行っています。

お肌のターンオーバー改善

ターンオーバー
お肌のターンオーバーとは簡単に言えばお肌の生まれ変わりの周期で、正常であれば28日程でお肌は新しく生まれ変わります。しかし、加齢、ストレス、生活習慣などにより、このサイクルがどんどん長くなると、古いお肌細胞が長く表皮にとどまることになり、肌年齢の高齢化を招きます。鍼灸治療では、お肌をつくっている細胞を活性化させることでターンオーバーを改善していきます。

お顔のたるみ、シワをリフトアップで改善

加齢、乾燥によって引き起こされる表情筋の衰えやこわばりが「たるみ」「しわ」の原因です。鍼灸治療により、お顔のコリをほぐすことで、柔軟で張りのある表情筋をつくることができます。

しみ、目のクマを改善

「しみ」は紫外線によるメラニン色素のお肌への沈着です。お肌のターンオーバーが正常であれば、角質が剥がれ落ちる時に一緒にメラニンも排出されますが、周期が遅くなるとメラニンがどんどん蓄積し、「しみ」となって残ります。鍼灸治療により、お肌のターンオーバーを正常に戻すことで改善できます。

「目のクマ」は毛細血管の中にあるヘモグロビンの減少、つまり血行不良が原因です。鍼灸治療の大きな効果の一つとして血行改善効果があります。鍼を刺すと「フレア」という現象が起きます。これは、鍼を刺したところがほんのりとピンク色になる現象で、血管が拡張し、血流量が増えるために起こります。

お灸とは

お灸
当院ではお灸のみでの治療も行っており、治療には「知熱灸」と呼ばれるお灸治療を行います。「知熱灸」とはもぐさが7~8割程燃えたところで火を消すお灸のことです。最後までもぐさを燃やし切らないので、熱さは少しピリッとした程度なので、火傷の心配はありません。

注)ごくまれに、肌の弱い方などは水ぶくれができることもあります。

痛みや凝りが強いところには、硬結(こうけつ)と呼ばれる筋肉の中にできるシコリのようなものができていることが多くあります。この硬結とは炎症やうっ血した状態が長期に及んだ状態で、慢性的な肩こりや痛みの原因となっています。その硬結部位にお灸をすることで、滞っている血液を正常に流してあげることができます。治療を続けていくとこの硬結が少しずつ取れていくのが分かります。

また、背中には背部兪穴(はいぶゆけつ)と呼ばれる内臓と深く関係しているツボがあります。最近、内臓由来の腰痛や肩こりがあることが研究で明らかになってきており、当院では痛みやコリのある場所の治療だけでなく、その原因を深く探すために、この背部兪穴の状態を触診にて把握します。
ツボ
異常のあるツボにお灸をすえることにより内臓の状態を活性化することができます

血行改善

お灸の温熱刺激により、血管を拡張させ血行を促進させます。
お灸の熱は冷えにくく、体の中に長時間残るため、カイロ等で温めるよりも効果が持続します。

免疫力アップ

体に温熱刺激を与えることにより、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節にその刺激が伝わります。
その結果、細胞が活性化され免疫作用がアップされることにより、むくみの解消、風邪を引きにくい、ケガが治り
やすいなどの体質改善が行えます。

鎮静・リラックス効果

もぐさにはシネオールと呼ばれる精油成分が含まれています。
シネオールには強力な殺菌、消毒、鎮痛作用があり、この成分がもぐさを直接皮膚に置くことにより、皮膚より
吸収され効果を発揮します。

このような症状の方におすすめです

・頑固な肩こりと慢性腰痛をお持ちの方
・鍼が怖い
・手足の冷えがきつい
・慢性疲労、疲れやすい体質を改善したい

専門外来

Specialty guide

腰痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰から足先にかけてつながっている坐骨神経が、さまざまな原因で痛みやしびれがあらわれる症状のことです。坐骨神経の坐骨とは、椅子に座った時にぶつかるお尻の骨です。この骨のすぐ横を通る神経なので坐骨神経といいます。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛は、中高年の男女に多くみられますが、原因となる病気によっては10代、20代からもあらわれることがあります。一般的に坐骨神経痛と訴える患者さんは、お尻が痛く、お尻が痛いから「坐骨神経痛は鍼で治りますか?」との問い合わせがあったり、初診の問診で訴えます。しかし、坐骨神経は、お尻だけでなく膝の後ろのあたりで枝分かれして足の前と後ろに走っているため、坐骨神経痛の症状として、お尻や、ももの後ろ、スネやふくらはぎ、つま先までの一部あるいは全部の痛みやビリビリと感じるしびれがあらわれます。

坐骨神経痛の症状は、動くと痛みが強くなったり、夜寝静まると強くなったりさまざまで、お風呂などで温めると楽になる傾向にあります。

坐骨神経痛の治療

坐骨神経痛の治療法としては、飲み薬、注射、湿布などの貼り薬、塗り薬で処方される鎮痛薬や、マッケンジーなどの運動療法、温熱療法、低周波や遠赤外線、レーザーなどの電気光線療法、痛みに対しての認識をかえていく認知行動療法、そして鍼灸治療があります。

このような治療法のなかで、患者さんの負担なく、副作用もなく本当に痛い部分、悪い部分に対してピンポイントで効率よく治療を行えるのは鍼灸治療だけです。

診療について

1.坐骨神経痛の問診
当院では、まず患者さんから坐骨神経痛だけでなく体の気になる症状、どんな時に気になるのか、症状が悪化する状況などの内容をうかがって、原因を突き止めます。その後、現在の状況のご説明、治療内容と今後の方針を極力わかりやすく説明させていただき、患者さんにご納得いただいてから治療に入ります。

男性では、社会的立場、環境、生活習慣を考慮し、女性では、どの年代においても女性ホルモンの関係、女性ならではの症状としてあらわれます。そのため、どんな症状でも、女性ホルモンとの因果関係があるのか確認する「問診」をとても大切に考えています。

2.坐骨神経痛の検査
問診後は、坐骨神経痛の影響でどのような症状を感じるのか、原因が何なのか確認するための検査をします。また、動脈瘤や尿路結石、便秘、盲腸や腸炎など要因があるのかも把握しなければなりません。

症状によっては、すぐ病院に行き処置をしなければならない病気が潜んでいることもありますので、治療前の大事な作業です。また、脈を診ることで、自律神経の変化や生理周期の変化も読み取ることができるため確認します。

検査項目は、西洋医学的な徒手検査に加え、東洋医学的な診断もおこないますので、脈をみたり、お腹の状態を確認したりすることもあります。単純に、デスクワークやスマホの使い過ぎによる頭痛、日本女性特有の「なで肩」「猫背」から重心がずれておこる坐骨神経痛なら、治療と同時に姿勢を気を付ける必要があります。

3.坐骨神経痛に対する鍼灸治療
問診と検査等の後は、ベッドに横になってリラックスしていただいた状態で治療を開始します。

体の状態が冷えているのか、硬く緊張しているのか、逆に軟弱になっているのか、一部の組織が炎症反応を起こしているのか、患者さんの主な訴えと関連する部分はあるのかなど把握したうえでその日の体の状態に合わせたツボに鍼灸治療をおこないます。鍼は髪の毛と同じくらいの太さ0.14mmほど、痛くない、安全で安心して治療をおこなえるような工夫をしています。

お灸は、火が直接肌に触れないものを使用していますので、火傷やお灸の痕が残る心配を極力減らします。お灸にはリラックス効果だけでなく、鎮痛効果、血行の促進や抵抗力を高めて体を強くしてくれるといった様々な作用があります。また、鍼治療の後にお灸をすることで、治療効果が持続する作用もあります。

4.吸玉療法
カッピング
カッピング(吸玉)は中国の民間療法の一つです。

カップの中を真空に近い状態にして皮膚に吸着させ、体の老廃物を吸出し、血流や代謝の循環を改善させる治療法です。

主な作用としては

・有毒物を皮膚面から排泄し、表皮の再生力と抵抗力を増します。
・皮膚に与えられる陰圧によって、毛細血管の刺激に反応し筋肉内の血管が拡張します。
・鬱血(うっけつ)や充血を取り去り、リンパの循環をよくします。
・関節内の血行よくして、滑液の分泌をうながします。
・皮膚の知覚神経に直接刺激を与えますが、吸圧した部分だけでなくその神経系の分布領域にまで痛覚過敏抑制の効果が及ぶことが認められています。

などがあります。
最近では、スポーツ選手の中にもカッピング療法を取り入れている選手も多数います。

5.電気・光線療法
坐骨神経痛は、基本的に温めたり、動かすなどの刺激をすることで症状が楽になりやすい傾向にあります。いわゆる冷えの状態です。そのため、鍼や灸に加えて、より血行を促すため、運動不足を解消するために電気治療を併用する場合があります。目的はカッピングと似ています。

電気治療というと「ビリビリ」という痛いイメージが先行しがちですが、実際には眠ってしまうような心地の良いごく微弱な電流を流す程度です。

この治療は体の表面にある皮膚や筋膜、筋肉を刺激して血行を促すものですので、妊娠中の方などでも問題なく受けていただけます。肩は、頭を支えている首の付け根にあり腕や肩甲骨も支えています。

鍼灸治療の後に電気刺激をおこなうことで一気に全身の血行が良くなり、腰だけでなく、足まで軽くなった、便秘まで良くなったなど変化があらわれます。症状の軽減だけでなく再発も予防することができます。

ギックリ腰とは

ギックリ腰
ギックリ腰とはそもそも何なのでしょうか?

一般的には、読んで字のごとく、不意に「ギクッ」と音がしたかのように腰に痛みが走り、動けなくなってしまうものを指します。

その昔、西洋では『突然痛みで動けなくなる』ので、魔女の一撃とも言われていたそうです。

しかし、医療機関では実際はぎっくり腰と言う名称はありません。医学的には、急性腰椎や腰椎捻挫とよばれ、重いものを一気に持ち上げようとしたときや、腰をひねったときに何の前触れもなく急に痛みがでてしまう腰の状態の総称です。

人によっては、朝顔を洗う時など何気ない動作でギックリ腰を起こすことが多々あります。

つまり

ギックリ腰=急性腰痛=急に腰が痛い

状態なのです。

当院では、突然起こったぎっくり腰、ギックリ腰を起こしてなかなか治らないときなど、患者さんの状態に合わせて随時かつ早急に対応できる体制を整えています。

ギックリ腰が起こる時

ギックリ腰が起こる時はどんな時でしょうか?このページをご覧の方はすでにギックリ腰になって苦しんでいるかも知れませんので、当てはまる状況があったと思います。

・朝、顔を洗った時
・朝、靴下を履こうとした時
・朝、靴を脱ごうとした時
・朝、歯を磨こうと手を伸ばした時
・くしゃみをした時
・咳をした時
・草むしり等の作業をした後、立ち上がった時
・重いものを持とうとした時
・テレビのリモコンを取ろうと手を伸ばそうとした時

上記の項目を見て当てはまるものはありましたか?ほとんどの方が、朝、少なくとも午前中にギックリ腰になっています。

そして、ギックリ腰を経験したことのない人でさえ、日常の何気ない動作で発症し、寝返りや立ち上がることができないくらい痛く生活に支障が出てしまいます。

また、ギックリ腰は、一生のうちに何度も、人によっては1年に数回再発してしまうこともあります。

ギックリ腰の中には慢性的な腰痛やヘルニア、腰椎椎間関節症、腰部脊柱管狭窄症など他の疾患が起こっていることがもともとあり、その症状に上乗せしてギックリ腰をおこし、回復するのに時間がかかってしまうこともあります。何度もこの痛みを経験されている方は、症状があらわれたときの治療だけでなく、普段から予防として治療や生活習慣の改善が必要です。

ギックリ腰の症状

ギックリ腰の主な症状は、重いものを持ち上げようとしたとき、腰を捻ったときなどに、激しい痛みがあらわれ、からだを動かすことが難しくなります。この激痛が起こると、普通は、前かがみの姿勢になると楽だといわれていますが、立っている姿勢のほうが楽であることも多く、激痛のあまり、寝返りや体を起こす、靴下を履く、顔を洗う、大便、小便をする、入浴するなど、体勢が変わる動作自体が困難になります。

日常生活において、激痛のため、何をするにも行動が制限されてしまうようなぎっくり腰は、数日間から数週間でおさまり、改善するとは言われていますが、軽い腰痛はその後も数か月間と長期間続くこともよくみられます。

1. 仙腸関節の損傷によるもの(捻挫)
仙腸関節とは、骨盤にあります。腰というよりお尻の上あたり、尾てい骨の上の方で、お尻の内側の付け根、背骨の下といったほうがわかりやすいでしょうか。この部分をひねったために、痛みがでるといわれています。また、仙腸関節を損傷してしまうと、骨盤の上にある背筋まで緊張してしまい、痛みが出たり、太ももの後ろや、ふくらはぎにも連動して痛みやしびれが伴ってしまうこともあります。

2. 腰椎の損傷
腰椎の損傷の場合は、骨盤の上にある背骨の腰椎部分、つまり腰の中心部に痛みがでるといわれています。こちらの損傷だと、背骨沿いの脊柱起立筋だけでなく、インナーマッスルと呼ばれる深い部分にある回旋筋など背筋が緊張してしまい痛みが出現したり、下肢に、神経根が圧迫されて根性痛というものを起こす痛みと、上記で述べた関連痛を起こす痛みの二通りがあるといわれています。

3. 背筋や筋膜(筋肉を包んでいる線維性の膜)の損傷
背筋や筋膜は傷害された場合、その部分の痛みを感じることになりますが、腰椎や仙腸関節に問題がないと、筋肉や筋膜を損傷していることはあまりないといわれています。ただ、人間は教科書通りに病気が現れることはあまりないので、筋肉だけの痛みとしてあらわれることもあります。

診療について

1.ギックリ腰の治療
ギックリ腰を経験されたことのある患者さんは重々承知していることですが、ギックリ腰になった場合、とにかく動けません、姿勢をかえることができません。

そのため、当院では、一番楽な姿勢で、そのまま問診、検査、鍼治療をおこないます。腰掛けたまま、立って、何かにつかまったまま、横向きなど様々です。また、ギックリ腰になったばかりの患者さんには、一般的なお灸を使った治療や、電気治療もしないことが多々あります。

特に横になって治療する場合、長時間同じ姿勢をしていると、緊張がとれすぎて立てなくなることがあるからです。そのため、治療時間は、予想以上に早く感じるかもしれません。患者さんのその時の回復度合いに合わせて、適切な姿勢、治療法で確実に治療させていただきます。

2.生活指導
治療後、重要なことは、何気ない動作や、生活環境から悪化、再発させないことです。そのため、患者さんの状態に合わせた生活指導をさせていただきます。

ギックリ腰は、発症当日~3日間くらいがが、痛みがピークです。ただ、潜在的に、慢性疲労や腰痛持ち、ぎっくり腰を何回も繰り返している人、入院や手術、出産で弱っている人は治りが遅く、しばらくつらい日が続く場合もあります。この時期に何よりも優先しなければならないのは、痛みを軽減させて、炎症を少しでも早く回復させること。痛みの出る姿勢や動作は避けることです。また、睡眠不足や食べ過ぎ、体の冷える環境、冷えたもの、体を冷やす食べ物、消化の悪い食べ物を摂取することもギックリ腰を悪化させる要因です。

腰部脊柱管狭窄症とは

脊椎管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、腰の部分にある背骨(腰椎)という骨、その骨の中に脊柱管と呼ばれる骨のトンネルが、主に年齢と共に変形してトンネルが狭くなることによって、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることで腰や足の痛み、しびれがあらわれる病気です。

脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症の症状は、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という特徴的な歩き方があらわれやすく、足の痛みやしびれがあらわれます。

間欠性跛行

間欠性跛行とは、歩行中に腰から足にかけてしびれや鋭い痛み、締めつけられるような痛みが生じて一時的にそれ以上歩けなくなる歩行障害のことです。

少し休めば再び歩けるものの、しばらく歩くとまたしびれや痛みが生じて、こま切れにしか歩けなくなります。

腰部脊柱管狭窄症(以下、脊柱管狭窄症)になると、坐骨神経痛(痛みやしびれ)、異常知覚(足裏のジリジリ感など)に伴って間欠性跛行があらわれます。

間欠性跛行の種類

間欠性跛行が起こる原因は、歩行中に脊柱管の狭窄によって脊髄の末端に当たる馬尾や神経根、神経の血管が断続的に圧迫されるためです。

すると、神経への血流が障害され、酸素や栄養が行き渡らなくなって神経の働きが低下します。その結果、痛みやしびれが現れて足を動かせなくなるのです。少し休むと再び歩けるようになるのは、そうすることで血流障害が解消され、再び神経に酸素や栄養が行き渡って神経の働きが回復するためです。

この神経性の間欠性跛行のほかにもう一つ、「血管性」の間欠性跛行も存在します。血管性の間欠性跛行は、閉塞性動脈硬化症を原因としています。閉塞性動脈硬化症とは、ひと言でいえば「足に生じる血管の動脈硬化」のことで、足の血流が著しく減少します。

症状としては、足に冷えを伴う痛みやしびれが現れ、次の段階で間欠性跛行が生じます。さらに病状が進むと、足の血流が完全に途絶え、かかとやくるぶしに潰瘍ができたり、壊疽(組織の一部が死ぬこと)を招いたりして、足の切断を余儀なくされる場合も少なからずあります。

脊柱管狭窄症の治療

脊柱管狭窄症の根本的な治療は、変形して尖った骨を削る手術になりますが、症状が強い場合、手術後に症状が残る、または違う症状があらわれる、手術部分が癒着してつらい症状があらわれるなど、持病をお持ちの方、高齢の方は注意が必要です。

鍼灸治療の場合、変形した骨を治すことはできませんが、狭窄の影響であらわれた痛みやしびれの症状を改善することはできます。 鍼灸治療は、低周波や干渉波、レーザー、遠赤外線などの電気光線療法と違い、確実に圧迫を受けて痛みやしびれの原因となっている部分に対してミリ単位のアプローチができるため、確実に症状を和らげていくことができます。

診療について

1.腰痛の問診
当院では、まず患者さんから腰痛だけでなく体の気になる症状、どんな時に気になるのか、腰痛が悪化する状況などの内容をうかがって、症状の原因を突き止めます。

その後、現在の状況のご説明、治療内容と今後の方針を極力わかりやすく説明させていただき、患者さんにご納得いただいてから治療に入ります。

男性では、社会的立場、環境、生活習慣を考慮し、女性では、どの年代においても女性ホルモンの関係、女性ならではの症状としてあらわれます。そのため、どんな症状でも、女性ホルモンとの因果関係があるのか確認する「問診」をとても大切に考えています。

2.腰痛の検査
問診後は、実際にどのような腰痛を感じるのか、腰痛の原因が何なのか確認するための検査をします。

また、動脈瘤や尿路結石、便秘、盲腸や腸炎など要因があるのかも把握しなければなりません。

症状によっては、すぐ病院に行き処置をしなければならない病気が潜んでいることもありますので、治療前の大事な作業です。また、脈を診ることで、自律神経の変化や生理周期の変化も読み取ることができるため確認します。

検査項目は、西洋医学的な徒手検査に加え、東洋医学的な診断もおこないますので、脈をみたり、お腹の状態を確認したりすることもあります。単純に、デスクワークやスマホの使い過ぎによる頭痛、日本女性特有の「なで肩」「猫背」から重心がずれておこる腰痛なら、治療と同時に姿勢を気を付ける必要があります。

3.腰痛に対する鍼灸治療
問診と検査等の後は、ベッドに横になってリラックスしていただいた状態で腰痛の治療を開始します。

体の状態が冷えているのか、硬く緊張しているのか、逆に軟弱になっているのか、一部の組織が炎症反応を起こしているのか、患者さんの主な訴えと関連する部分はあるのかなど把握したうえでその日の体の状態に合わせたツボに鍼灸治療をおこないます。鍼は髪の毛と同じくらいの太さ0.14mmほど、痛くない、安全で安心して治療をおこなえるような工夫をしています。

お灸は、火が直接肌に触れないものを使用していますので、火傷やお灸の痕が残る心配を極力減らします。

お灸にはリラックス効果だけでなく、鎮痛効果、血行の促進や抵抗力を高めて体を強くしてくれるといった様々な作用があります。また、鍼治療の後にお灸をすることで、治療効果が持続する作用もあります。

4.腰痛の吸玉療法
カッピング
カッピング(吸玉)は中国の民間療法の一つです。

カップの中を真空に近い状態にして皮膚に吸着させ、体の老廃物を吸出し、血流や代謝の循環を改善させる治療法です。

主な作用としては

・有毒物を皮膚面から排泄し、表皮の再生力と抵抗力を増します。
・皮膚に与えられる陰圧によって、毛細血管の刺激に反応し筋肉内の血管が拡張します。
・鬱血(うっけつ)や充血を取り去り、リンパの循環をよくします。
・関節内の血行よくして、滑液の分泌をうながします。
・皮膚の知覚神経に直接刺激を与えますが、吸圧した部分だけでなくその神経系の分布領域にまで痛覚過敏抑制の効果が及ぶことが認められています。

などがあります。
最近では、スポーツ選手の中にもカッピング療法を取り入れている選手も多数います。

5.電気・光線療法
腰痛の状態によっては、鍼や灸に加えて、より血行を促すため、運動不足を解消するために電気治療を併用する場合があります。

電気治療というと「ビリビリ」という痛いイメージが先行しがちですが、実際には眠ってしまうような心地の良いごく微弱な電流を流す程度です。

この治療は体の表面にある皮膚や筋膜、筋肉を刺激して血行を促すものですので、妊娠中の方などでも問題なく受けていただけます。肩は、頭を支えている首の付け根にあり腕や肩甲骨も支えています。

鍼灸治療の後に電気刺激をおこなうことで一気に全身の血行が良くなり、腰だけでなく、足まで軽くなった、便秘まで良くなったなど変化があらわれます。症状の軽減だけでなく再発も予防することができます。

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